【最近】
諸事情で暫く自由に更新できなくて、ストレス溜まった。
好きに書いたり人に連絡したり出来ない。
どうせこんなこと長く続かないって知ってるから鷹揚に構えてるが、イイコチャンにしてると書きたいものを書けなくなって、筆がのらない。
あとシンプルに睡眠負債がたまっている。
この夜型超ロングスリーパーが朝5時半には起きて出かける支度をしている。
平日6,7時間程度しか眠れない。
クライアントが「長く時間を投入するカード」を日常的に使う文化で、「6時間しか眠れなくて睡眠負債のツケがひどい」と言っても適当にとらえられ、「週末に睡眠負債を解消していただいて〜笑」などと言われる。
悪気はないのだが、彼らは睡眠負債はまとめて返済することが無理だと知らないのだ。
いちいち訂正するのも面倒くさいのでしてないが、こういうのとか、セクシズムに至らないまでも文化的なすれちがいや偏見があるとか、ちりつもになってストレス要因になりそう。というか「自分は世の中の人間の八割九割を軽蔑している」という再確認になりそう。
【検査】
お金はそこそこたまってるので週1回は欠かさず整体に行っているし、医療・治療にかけるたぐいの費用は潤沢に使っている。
今日は朝から頻尿や残尿感があり、おそらく膀胱炎だなと思ったので早退けしてかかりつけのクリニックに行き、採血などの一通りの検査とついでに気になっていた婦人科まわりの検査も頼んだ。
何度も言うが自分の場合採血にほとんど意味はない。何もないということにほんの少しだけ意味がある。現代医療ではお手上げという確認の意味が。
まあ、今回は婦人科の分もあるので、いつもよりは意味あり採血なのだった。
色は少し黒ずんでいて、一般的には健康な血液の範疇なのだけど、最高潮の時の美しいボルドーは何処にもない。
子宮を診た医者が「とても綺麗な子宮ですよ」とコメントしたが、自分のも他人のも見たことないので「ハハァ」と言うしかなかった。
綺麗というのは、悪い菌もないし腫瘍やポリープもない、という状態を表現したらしい。
…ん?
「え、菌がない、とおっしゃいました? じゃあ膀胱炎じゃあないわけ?」
「そうですねえ」
「一体この尿意は」
「…」←やや困った顔
「…原因不明なら薬で緩和できひんてことですね」
「…」←そうだよというやや困った顔
とりあえず今日のところはどんどん排出することにした…それ以外やることないから…
昔祇園でどうみても30代にしか見えない50代の美女がジャンジャン寿司・天ぷら・肉・ビールを飲み食いさせてくれさっさと出すもの出しなさいという海賊式治療を施されたが今日日のトンキンでそのようなミラクルにはありつけない。
もう、漏らすの覚悟でありったけ水分カフェインを摂り排出する。
【呪いのひと】
ぶつかりおじさんというのがおり、彼らはせっせとぶつかってくるが此方が怒鳴ったり物理的にやりかえしたりして反撃するとポカーンとする。
何故か「反撃」のない世界線に彼らは居る。
1mmたりとも攻撃対象が大阪出身というのを想像したことがないんだろうな、河内弁で「痛いんじゃボケ!」「謝れやアホ!」とがなりたてられると狐につままれたような顔をしよる。反撃されて戸惑うくらいなら最初からすんな。
一方、最近の東京ではぶつかりおばさん、というべきものも見かける。
この間、満員電車の中でぐいぐいひじで押されて、自分の持ち物がそのひとに当たってるのだろうかと確認したが何もない。
ただの満員電車なのにキレているのだ。
だったらタクシー使えばいいじゃないのかとか思うがそんな選択肢が選べるような人物だったらそもそも他人に加害しない。
野生動物の常でジッと眼力を真正面からやるとおさまった。
その個体は身なりや髪質が粗末で、仕事や貧乏のフラストレーションでやっているのかと思った。
しかし、今日の個体は違った。
銀行の近くの、小道といえども人2人が余裕ですれ違える幅のところで、おばはんが前からズンズンやってきて、オノマトペで表現しようのない奇妙な感じで此方を突いて押しながら「人の前を歩いたらダメでしょう」とほざいていた。人間の手なのにキッチリと、犯罪にならない「中間」を連続で正確に押している奇妙さ。
裕福な人が集まるエリアで治安は悪くない。おばはん自体の身なりも近所を歩く用といったところのカジュアルな服装であったがオカネはかかっていそうだった。
意味がわからないし、サングラス越しにもわかるキマリきった眼で、ぶつかりおじさんとは違ったなんともいえぬ常世と現世の狭間感があって気持ち悪かった。
ぶつかりおばさんにはこの世ならざる要素がある…
今言えるのは「ぶつかりおばさんについては、ぶつかりおじさんと同じく反撃で対処はできるけど、反撃してもおじさんと違って気色の悪い何かがある。ぶつかりおじさんが反撃のない世界線にいるSFならぶつかりおばさんはホラー」、ということだ。
そして生きてる、まだ若い女でも、呪い撒き散らし型ニンゲンはいる。
気持ち悪い2度と関わりたくないと本能的に感じた初めての人間だった。霊的な素養は何かしらあるのかもしれない。でも本人がコントロール出来てなくて、よしんば出来ていたとして私利私欲のために人を呪える人間だった。外道だ。外道になったら祓うしかない。
人を呪う人間は皆目がおかしくなっていく。
目じゃなくても文章とか、何らかのかたちで、「標準」から離れてしまっていく。
あーし現世のことで手一杯ですから、この世ならざるモンは常世かえってほしいわ。
あーきしょくわる、うっといのう、ああはなりたくないのう、とまめまめしく掃除香を焚くペットの世話をする、等するがあの人らに接触してしまった気色悪さ、というのはなかなか拭えないんであった。