焦げた後に湿った生活

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ホラー

闘病記84

【最近】 諸事情で暫く自由に更新できなくて、ストレス溜まった。 好きに書いたり人に連絡したり出来ない。 どうせこんなこと長く続かないって知ってるから鷹揚に構えてるが、イイコチャンにしてると書きたいものを書けなくなって、筆がのらない。 あとシン…

闘病記83

【ここんとこの病状】 コメ食うのがきつい。リゾット系ならいけるかな。セブンイレブンのチョコがけツイストドーナツが美味いのでこればかり食べている。チョコ棒を超えた。チョコ棒もふざけた名前の割に完成度高くて良かったんだけど。 7プレミアムチョコ…

闘病記81

【今日の病状】 友達が数日分の食料とタバコを買ってきてくれたのでしばらく耐えれる。 最近は食糧が尽きる→外に出ることが困難→そのまま死亡ルート になりかけることが多い。食糧の調達がネックになる。 まだ就職祝いをしてもらってない先輩に「就職祝いの…

黙って死んでくれ(Do not behave as human)

「というわけであの日から私は霊力を全て失い物は次々壊れて最悪の日々」 「さっきもコーヒーを溢して…」 「今日2回目よ!」 アイスミルクコーヒーを溢したのは不注意によるものだと思うが。 茶色のシミが飛び散った麻の布を、後で洗濯機に放り込もうと決意し…

闘病記?70

おとろしい話をしますが、人に話さないと袋小路に入るだけな気がしますから、書くことにしました。 この間の日記に記したけれども私はしばらくひどい頻尿というか、膀胱のコントロールがきかない状態になっていて、パンツや衣服を尿で汚してしまいがちになっ…

闘病記40

【ここ最近の病状】 大阪帰りてー! いや今帰省してるんですけどね! 大阪に帰ってすぐ道頓堀の小料理屋で鱧の湯引きを食べた瞬間「あ、帰ろ」と思った。 鱧は大好物で東京に来てからも夏は鱧の炙ったのをスーパーで買い、すまし汁と白米で夕食をとることをよ…

闘病記25

【ここ数日の病状】 食欲はあまりない。菓子パンで事足りるのだが、塩気や栄養を充てるためにいやいや料理をしている。 といっても、菜っ葉とおあげさんを炊いて白米(何遍も言うてるが病気になる前基準で盛ってはいけない)に、たらこや漬物を添えた食事だが…

るみちゃんという名の妖怪

るみちゃんは先祖代々言い伝えられてきた妖怪でとにかくやべえので絶対に家のルールを破るな、破ったらるみちゃんが現れるから、と親から聞いていた。いつからこの話が確立されたのか具体的なはじまりは知らないけれど少なくとも曾祖母の時代にはるみちゃん…

阪急梅田の怪

"乗ったら阪急 だったらfuck you"といううたを作ったのは友人の宇宙だがマジで阪急梅田の瘴気はヤバヤバのヤバであすこだけ磁場がヘン。(←この言い回しはⒸ久野昆布) ①寺山修司 寺山修司が読めん。 嫌いな作家というわけではない。読む気が失せてしもうた。 …

幽霊屋敷についてのテキスト3 (物語と現実に本質的な差異はない)

物語と現実に本質的な差異はない。現実と超現実も。イージーに交わりあって相互に作用する。恐怖から生き残ったチルドレンにとっては、体験した現象が本物かどうかより、体験していることをどうやって切り抜けるかのほうが超絶大事なのだ。 【2019/8】 東へ…

彼女

彼女は梅田にいた。 およそ10年前、私は梅田で深夜バイトを週2-3回していた。夜の8時から朝の8時まで、きつい労働だった。作業自体がというより、詳細は省くが客もキャストも人間とみなしていないブラック体質の企業だった。同じ時期に入った人はみなやりや…

間接霊呪

母親は幽霊になっていた。生きた人間も霊になるのだと、今更思った。生霊という言葉は知っていても、身近な人間がそうなるとはなかなか信じ難いものだ。 ◆ 「幽霊屋敷」とイエを捨てて京都に逃げ、さらに実家に帰ることもやめて新しい家に籠りはじめてから、…

幽霊屋敷ではどんなことも起こり得る

jahlwl.hatenablog.com 「幽霊屋敷についてのテキスト」にて、ある日たまたま心理学の本を家でみつけたことで毎晩発生する怪奇現象を幻聴だと思いこむようになり恐怖から身を守った経験を書いたのだが、なんとその本は家族の誰も買っていないことが判明した…

念仏

台風のせいだったと思う。 昨日は低気圧か生理か眼精疲労かそれら全てのせいかでアタマが痛く、ノーシンピュアを飲んでも痛みは依然としてあって、そうでなくても体もアタマもしんどいのであんな夢をみたのだと思う。 客観的にみれば悪夢をみる要素はいくら…

タヌキのイエ

私の経験した怪異はだいたいが音に関係するものだ。 実家にいた頃は二階で足音、「死ね」という声、「ワッ」と驚かす声、深夜の爆音オーケストラ演奏などが闊歩していたけれども。 大人になってからは二回ほど幻聴が聴こえた。 院生の時分、知人の男に無理矢…

幽霊屋敷についてのテキスト2(遅くても確実に)

「幽霊屋敷についてのテキスト」 http://jahlwl.hatenablog.com/entry/2018/04/22/163204 前回、幽霊屋敷の正体がイエなるものだと勘付いたことを書いた。 なぜ今まで気づかなかったのか不思議だ。あの家で私を苛んだものはなんであれイエのバリエーションだ…

幽霊屋敷についてのテキスト

春になると幽霊屋敷を思い出す。 幽霊屋敷とは今はない私の実家だ。ごく幼い頃に父が建てた。二階建てで、一階が風呂や台所やリビングなど、二階が兄・姉の部屋と私と両親の寝室という構造だった。私の部屋は兄が出ていくまでなかった。屋敷というには狭すぎ…