焦げた後に湿った生活

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ワリカン

男に奢ってもらって当然!って態度の女むかつく、みたいな話題たびたび出るけどそんな女遭遇したことないから大して同情できない。

最初から奢るんでって言われる以外は出している。

喫茶店とか居酒屋とかでちょっと多く出してくれる程度なら気持ちよくありがとーって言って帰れるけど、全おごりだと気を遣って疲れる。

大学入学当初、デートで女に支払いさせるか否かみたいな議題があって、フェミニストならその辺きっちりスジとおせって元ヒッピーの英語担任に言われたのをよく覚えているイイコチャンタイプのシャアちゃんは基本半々で収入・状況に応じてバランス考えたらいいだけの話だと思う。

(水商売は別。あれは金銭と時間および尊厳、技術をトレードする世界なのだから)

 

昔男女平等テロに遭った。

たびたびtwitterでネタにしている阿部薫系男子ことメンヘラDVクソ野郎の元カレと遠距離恋愛してた時の話だけど、当時大学院浪人してて、奨学金もないしカツカツの生活をしていた。

週5でバイトしていたが、それでなんとか一ヶ月生活して多少貯金に回せる程度の収入で、バスで六時間かかる社会人の彼氏の家に行く出費が結構キツかった。

交通費が一万円強ほどで、それに向こうにいる間の食事代がプラスされるのだけど全くいいように都合してもらったことがない。

最初にまとめて自分で支払ってあとから半額を現金で貰うシステムだった。

「男女平等なんだから支払いもワリカンでしょ?」とは元カレの言だがなぜか私の頭には疑問符がうかんでいた。字面だけなら全く変じゃないけど、何だか納得いかなかった。

別れた後、金欠だから次に会うときに一緒に支払うと約束した分をもらっていないことに気がついたが、手切れ金だと思って流した。

後日その話を友人たちにすると、皆口をそろえて「どうして社会人のくせに学生にそんなに払わせるの?ありえない!しかもシャアに自分の家の方に来させてるのに」と…

ああ~疑問符の正体はこれだったんだな~~~と、(時すでに遅しだけど)ぼんやり思った。

収入が遥かに違う場合、相互のとりきめがどちらかにとって著しく負担である場合はハンディをつけるのは気遣いの問題で、そういうことに対するデリカシーがあまりにもないのと、いいようにフェミニストであることを利用された感があるのが濁った気分の発生源だった。

 

貧乏だからというのを免罪符にヒトに毎回たかるのは嫌だけど、これは向こうがあんまりだよな~。

「アラサー女性漫画家がギャグにしてそう」と言われたので誰かこの話ギャグ漫画にしませんか^^^^^^^^^^^