焦げた後に湿った生活

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結婚とかその他の話

保守コンとか婚姻制度は差別かとかみたいな結婚に関する話題がTLで出ている

自分はキャリアを積むのに手一杯、つまり自分のことだけで余裕がないのでそこに結婚組み込むビジョンがないしさしたる欲望もないが、もしこれから誰かと生活を共に形成するならばうちのボスを手本にしたいと思っている、というかそうでもなければ愛の生活なんてしたくない

 

ボスはanarchyだから事実婚のまま子どもを作り入学時だけいろいろ面倒だから入籍→離婚を繰り返しているらしい

結婚制度にとらわれないのも良いけれどそれに増してそういった価値観を共有し実行してくれるパートナーがいるのがうらやましい

ポリティカルな活動していく中で出会ったのかな?そうでなければものすごく自分を盲信的に好きで崇拝しているようなひとじゃないとなかなか"王道"から逸脱した選択しは受け入れてくれないよね、

 

私は”在日である自分”を重視しているから既成の結婚制度には色々思うところがあって結婚面倒くさいなと思う、

相手がよくても相手の家族がガイジンに偏見もってるとかよくある話だし一回経験したし

他にも例えば子どもができたら子どもの国籍どうする?とか教育は?とか考えたらキリがない

民族学校に入れるという選択肢は自分が行ったことがないから想像がつかないけど何らかの形でルーツとなる文化くらい知っておいてほしいと思うし

在日形成史だって教養として、そして玉石混交の情報がネットや噂で飛び交う今の時代において身を守る術として知っておいてほしいが、一方で自分ほどの苦労をさせたくない=この国で外国人・移民の子孫としての人生を歩ませないほうがいいんじゃないかとも思う

…というようなことを考えると頭が痛くなるのでめんどくせえし結婚いらねえわという結論に至る

あ、国籍に関する云々のぞいても夫婦のどちらかが名字変えなきゃいけないのいやだなあ

 

こういうことばかり考えてしまうので、先日既婚の幼馴染に聞いてみた

 

「ねーえ、私に結婚に対してメリットというか夢が持てるようなこと言って?」

「やっぱり二馬力で働いてるから生活が安定するよ!」

 (そういうことを期待してたんじゃないけどまあいいや、すばらしい回答だ)

 

 

 

宇野常寛の「ゼロ年代の想像力」を読むと、既成のカップル・家族像にとらわれないまったりしたつながりを彼は評価している

友人にルームシェアの話を持ちかけられたのがきっかけなんだけど、最近そういったつながりを基盤にした、それぞれにちょっとした欠落とかやっこい状況とか抱えてる人間が共同する生活、のことを想像している

面白くて好きな友人たちと共同生活を営みたいが、ウサギ小屋みたいな部屋はいやでそれなりに文化的な水準の暮らしと創作活動をする時間も持ちたい、でも皆バイトしか収入を得る手段がない、といった状況を想像すると、一人が風俗やって主たる収入を稼ぎ生活を保持するという手段が浮かんだ

 

ヒモをもったわけでなく、友達と生活したいからと主体的に風俗で働いてルームメイト養う女の子(男の子でもいいけど)の話おもしろそう、書きたい