宋美玄先生が巷に出回る経血コントロールについて批判していたが、オーガニッククラスタに散見されるこのテの噂は「オニババ化する女たち」が売れたり布ナプキンが流行ったころからよく見かけるようになった気がする
月経中の諸問題で悩んでいるひとが検索をかけると高確率で布ナプキンにヒットし、布ナプキンについて調べるとさまざまなネタが読めるのだが
・紙ナプキンの化学物質が皮膚吸収されて人体に悪影響を及ぼす
・布ナプキンを使うと月経痛や月経血が減る
・経血コントロールで子宮に血を溜めておくことができ次第に量が少なくなる
など根拠のないネタがかなり出回っていることが分かる
紙ナプキンのポリマーが皮膚吸収されるなどその最たるもので、ティッシュだって製造時に石油や化学物質が使用されているけど別に鼻につっこんでもどうってことないし、もし化学物質が悪影響を及ぼすほど吸収されてたら月経が重くなるレベルの話ではすまないと思う
膣肉締めて月経血を出にくくするというのも”一瞬なら”できる
ただし膣肉は筋肉であり、他の体の部分で考えれば分かるけど筋肉に長時間力をこめたまま維持するというのは不可能に近い
筋肉は鍛えればその分リターンがあるだろうけど、寝てる間すらずっとコントロールできるみたいな言説が出回ってるのってどうかと思う
宋先生の言う通り花電車の技術があるくらいだから出来る人間もいるのだろうけど、ずっと筋肉に力を入れてコントロールしていられるなんてほぼ強化系能力者に近い芸当だと考えたほうがいいのでは
仮にその手法が可能だとしてもまんこに気を遣う面倒から解放されるためにナプキンが発明されたんだから怠惰なわたしは文明の利器を選ぶぜ
このテのネタがきらいなのは大体「現代人批判」「昔の人は出来てた」「ホメオパシー」に帰結するからです
経血コントロールで検索すると大体のページで愛されるボディやメスの本能といった単語がならんでいるのもめまいがするポヨォ!
ていうか膣肉ずっと締めて出血おさえられるくらいなら他の筋肉でも出来るだろうからとっくに出血多量で死ぬ人間が減っているはずポヨォ!これにて解散ニャン
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