焦げた後に湿った生活

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いじめられ日記6

jahlwl.hatenablog.com

 

の続き。

 

7/16-19

仕事からはみごにされたと言ってもそれなりに忙しくて、自社の仕事があったり、出社したら飲み会に誘われたりした。

飲み会に誘ってもらったのは客先の大御所で、「こちらが都合を合わせます」と返事した。

他、喫煙所でよく会う「花のバツイチ3人組」で喋ったり、むつかしい仕事の切り口を考えたり、した。

 

Yと同席する会議もあったけど、自社の配慮なのかYと上司と部長のみになった。

それで1時間浮くかと思ったら全然浮かなくて、私はオフィスを疾走することになり、「人生の帳尻はついてる」等と考えた。

 

土曜の午後からなんだか体調がおかしくなって、咳が出たり倦怠感が出たりした。

 

7/22-26

上司とYからそれぞれインフルエンザとコロナが陽性だったという連絡があり、私もどっちかにかかってそうだった。

最後に2人に会ったのは水曜だったけれども、潜伏期間があるので何も信じられない。

近所の内科を予約して事情を説明したら、「発熱がないのであれば検査しないという可能性もありますので…うちの先生の方針ですから…」と言われ、あまり期待していなかったけれども、医院に着いて先生に会ったら一変、そういう事情であれば両方の検査をしましょうということになった。

 

変な構造で悪いね、と言われたけれど医院は緑のある土地を残して造られており私は気に入った。

注射だったらよかったのだが、先生がとりだしたのは白いティッシュをこよりにしたみたいなもので、「あぁ、それって鼻の奥にぶっ刺すやつ…」と絶望的な声で言うと「刺すってまではいかないよ。まあちょっと我慢はしてもらうけど」とニコッと返された。でも私にしたらぶっ刺す、レベルに苦手なのだ。

 

ちょっとが3秒くらいと都合よくタカをくくっていたら体感10秒くらいは検査棒を入れられて、抜いたらくしゃみしそうだったので息も絶え絶えに「先生…ティッシュ…」と言おうとすると全ておみとおしのように既にティッシュは差し出されていた。しかもぴったり欲しいだけの分量で。

 

鼻をぬぐって検査棒の変化を見ていたら、

「ああこれはコロナですねえ」

「ウソーーーーーーーーーーーーーーーーー?!」

「ウソって言われてもねえ、ここに線が黒く出ているでしょう、はっきりね」

CとTという文字があったが、黒い線はTのところに両方出ておりCはコロナの方にしか出ていなかった。

「自分はマスクしていたのにノーマスクの奴らからうつされたのなんか腹立つな」

「そりゃあねえ」

「ツェーが陽性、という意味ですか。テー、はなあに?」

「Tはこの検査液が有効というのを示すためのものですな。おっしゃるとおりCが陽性ですよ。もう少し時間がかかる時もあるんだけど、あなたの場合はすぐ黒い線が浮かび上がった」

コロナには特効薬がないため咳止めと解熱鎮痛剤と痰をおさえる薬を処方してもらい、最後に医師から出入り口に段差があるから気をつけてねと言われ「はーい」と返事しながらつまづいてコケたのがオチだ。

 

月曜のリモートワークの合間に中抜けしていった診察がこれだったので、自宅に戻ってすぐ「私もコロナ陽性でした。医師の指示で今週いっぱい在宅で勤務します。今の所軽症なので仕事はそのままやるつもりです」と客と上司らに連絡した。

お客さんからは「これを機に煙草辞めたら?」とからかわれたが、吸いたくてもあまり食欲がないのでリンゴのおともくらいにしか吸えません、と返した。

 

そう、私の食欲は胃炎が寛解したので戻ったかと思ったのに、土曜の午後以降またなくなってしまったのだ。そして、猛烈にリンゴジュースを欲した。

今までそんなことなかったのに、もしかして病人食のリンゴすりおろしを生のフルーツがそんなに好きでないからリンゴジュースに代替して欲求しているのではないか。

 

食欲がなくなった代わりに底なしの眠気が来て、早朝覚醒を含めても7時間くらいは眠れているはずなのに、ひっきりなしに眠気はワンピースの襟ぐりを爪先で向こうに引っ張った。

眠くて自己が曖昧なうちに、色んなことを思い出してようやくSi劣勢の私はアレが〇〇だったんだ、的な省察に至るようになった。

例えば7月のある日、初めて入館証を忘れて客先に来てしまいお客さんに電話して「たちけて~」と言ったら、「どうした?!?!」と思ったよりすごい勢いで聞かれたこと。

入館証を忘れたので一時的に今日使えるものを貸してほしい、と言うと「なんだそんなことか」とあからさまにほっとした表情で妙に感じたが、あれは「何も危害が及んでいなくてよかった」の意味だったんだな、と得心した。

 

だから、私が気づくより先にとっくに周りは気がついていて、7/5にYが狂ったメッセージを寄越すまでは自分で分からないだけで配慮されまくっていたんだ。

 

コロナのだるさの中で、省察のターンに入っていき、意識と無意識の境目にいる時間がそれを後押しした。

それで、私はどうしたいのかと考えたけど、コロナになっても大したことは考えつかなくて会社の恥だからYが嫌がらせをやめて大人っぽくしたらいいのに(それが出来なきゃ異動しろ)ということしか思わなかった。

 

私に直接のコンタクトを禁じられたのか、Yからメッセージは飛んでこなくなったけれども、代わりに「私はたくさん仕事があって(具体的にどうかは言わない)、たくさん残業もしてるんです」と上司に言ったり、「コロナの症状がきついので今日は休みますが、これとこれとこれの会議には出ます、理由はアレコレ…」とお客さんに言ったり、マウンティングが禁じられるとドラミングしているのだった。

 

出る会議なんて理由は添えずにちゃっちゃと出てればいいのに。大泉洋似の産業医が言っていた通りなんだなあ。ゴリラがいること前提の生活。

 

食欲がないのでアイスとプリンとゼリーを買ってきてもらった。もはや原因が胃炎かコロナか判別はつかない。

お姫様の生活でなんだかうれしい。

「そういう気持ちをどこかに置き忘れてしまった」と言われた。

誰だって子どもの頃一度は「毎日アイスを食べたい」って思ったんじゃない?