焦げた後に湿った生活

このブログは投げ銭制です。投げ銭先⇒「このブログについて」

夢日記

闘病記82

【最近の病状】 ずっと眠たい。 鬱が重く、お風呂に入ったり外出て食料調達したりするのにすごく時間がかかって、寝るのが2時、3時になる。 起きるのもポケモンスリープのおかげでなんとかって感じで、寝ても寝ても眠たいし、起き上がるのに時間がかかる。 …

Ship bottom

犬の導き。 忘れた頃にかつての飼い犬が夢に現れる。座標だっていつもと同じ。 既に失われた「実家の玄関」、つまり彼の領域で、彼は思い出と同じ通りに振舞う。 ただし二匹いる、おや? なんだって一匹多いの? なんて問いかけはしない。夢はいくら雑然として…

殺人

今日は絶対潰れて迎えにきてもらうぞ、とかたく決意して飲んでいた。 結果的にいうと相手は2時半まで仕事していて連絡に気づかず目論みはうまくいかなかったけど、どうせこんなもんだろうなと思っていたのでふつうに帰った。もっと若く不安定な時だったら、…

でもここはお前のいるべきところじゃないから

なすべきことなんて全然わからないまま物事はいつもはじまる、1日1日がそうだし仕事も他のだいたいのこともそうでしょう? 1日のはじめに「今日はなにがなんでも革命を達成する」と考えることなんてほぼないっしょ? 仕事だって、ごく若いときから「自分は最高…

殺人のパラダイム

人の三大欲求=食欲・睡眠欲・性欲って誰かがフカシこいた壮大なウソだと思う、だって性欲は要らないもの。5年に1度くらいしか性欲がわかないという人間を知っている。アセクシャルのひとだっている。 デカいウソに騙されておいたら気持ちいいし、デカいウソ…

私信

8/8 22時、鳥目が「〇〇に行く」って言うから、私もどこかに行きたくなったんだ。 白のコットンワンピースに、コンパクトなカーキ色のスーツケースと小さなポシェットだけ持って、東京駅構内で佇んでいた。 こういうときすぐにどこかに飛び立てる「速さ」が…

修験

「なんらかの…修験の夢をみていたわ」 「職業病やないか」 これはもちろん過労気味の日々に対して冗談飛ばされているのだけど、実際私にとって夢の世界は修験場なのだ。un, deux, trois, un, deux, trois. 大きなぶった切りのルールがあり、試練が飛び交う世…

初恋・海中編 Ⅱ

「俺結婚するんだよね」 といったのは友人鳥目でほう、と思った。こいつは衝動的に結婚するかずっとしないかのどちらかなんだろうな、という感じだったから唐突に言われてもおどろかなかった。 「相手はあの子?」 幾度もの一時休止をはさみながら長く続いて…

STAY HOMEよりBurning down the house

なーにがSTAY HOMEじゃせめてPlease stay homeくらい言えんのか、ってなるけど現在私は家に留まることを望んでいる。好きなヲトコが家にいるから。 この家には呪いがかかっていて魑魅魍魎の闊歩する幽霊屋敷、つまり実家なのだけど、息苦しく3日以上は滞在で…

河内のルージュマジック Ⅱ

笑ってもっとbaby, 地獄にon my mind. 絶滅ってドラマティックに起こるもんじゃない、しずかに忍び寄ってというか、みんなわかっちゃいるけど手ェ動かさずにいてる状態でのろのろヨタヨタ何かがドリブルしてしまいにゃゴールしちまうのよ、たいていは。河内…

河内のルージュマジック

どんな世界にも昼行灯のような人間はいる。ようござんすなあ、こちとらそれではどんならん、アタマつこてカラダはってやらなあかんさかい、と煙草の一服でもしとうなる。 どこの並行世界にほうりだされても、私はヘルタースケルターせなあかんらしい。5才の…

🐕Watch out, girl Ⅲ

たいそうな人々は人生をeditして生きている。えらいことでんなあ。私は明確に自分の意思でものごとを変えようとして、うまくいったことがない。あったかもしれないが印象にのこっておらず、その場その場でやりすごしている怠惰な人間だと自己評価している。 …

浮気とパイロキネシス

超能力は誰も幸せにしない。 主語がでかすぎるって? そうかもね。私の場合はそうだったと言っておく。私自身も、私の周りにいる人も幸せにしなかった。もっとも、超能力と自分を分けることはできないのだから、ESPのあること自体を含めた自分と周りとの交友…

女と宝石 (あるいは、女性が直面しがちな危険について)

人間は死ぬ、いつか必ず死ぬ。ひどいあきらめのなかから生まれた、西でくたばっても東でくたばっても同じという極めてドライでハードコアな死生観が自分をかなりなげやりにさせる。巧妙にセーフティネットを張っているし、人生はそうそうクライマックスなん…

この世界はオワオワリ Ⅹ

大阪市の某区、私はまだここにいた。 10才頃から、街が書き割りのぺらぺらにしか見えなくなって、こんなところにずっといたらアタマがおかしくなってしまう、と思っていた。街はぺらぺらのくせに意思とかシステムとかがあって、居住している区民たちを規定し…

影の話

"夢の内容は現実の世界では実現不可能なことや、本人の願望に近い内容であることも少なくありません。心理学的立場からは、現実に達成できなかった衝動などを夢という疑似的な行為で満足させたり、性欲や破壊欲などの本能欲動が開放されるという仮説がありま…

Rちゃんのお母さんの妹の夫はいつも不機嫌で今日もガレージの周りをぐるぐる回っている

Illustration by @ill_bull ①実家に帰ると必ず現れる自動的な存在 実家に帰る。新××の家ではなく、引っ越す前の、私の生家である「幽霊屋敷」に。 玄関の前には死んだはずの犬が、老いてはいるが復活している。私は急いで犬を家の中に入れようとする。なぜな…