焦げた後に湿った生活

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闘病記81

【今日の病状】

友達が数日分の食料とタバコを買ってきてくれたのでしばらく耐えれる。

 

最近は食糧が尽きる→外に出ることが困難→そのまま死亡ルート

になりかけることが多い。食糧の調達がネックになる。

まだ就職祝いをしてもらってない先輩に「就職祝いの代わりに来週からウーバーイーツして」って言っといた。

 

もちろん料理も難しい。

本来は結構自炊する方なんだけど、買ってきてもらった春雨とスープの粉をみて、どうやって調理していいか一瞬わからなくなった。

脳に負担がかかりすぎている。

食っても内臓は痛いし下痢するか吐き気。

 

心にも負担はかかっているが…

 

夢は何見たのか忘れた。

いい夢だったら覚えてるからどうせ悪い夢。

ってか眠れてないけどな。

 

【ポーラ】

MOTHER2にポーラっていましたよね。

あのキャラクターは基本、攻撃魔法とシールドが使える魔法使いなんだが、「いのる」という固有スキルがある。

全然使わないコマンドだ。

あれ使うくらいならPKサンダーうってる方がマシ。

 

 

 

先日一応は一人前ということで(?)、親からちゃんとした宝石をもらった。

母は「なんちゅう細いサイズや、これはなかなかむずかしなぁ」と言いながら、どこに頼んだのかは知らないが、クラシックなデザインのネックレスと指輪を仕立てて贈ってくれた。

 

このイエでは コリアン差別が今と比較にならないほど強かった頃

男が何故か身体の弱い者ばかりであまり肉体労働できずかといって就職差別で頭脳労働に就けず

 

ひいおばあさんがムーダン(韓国のシャーマン)なので口寄せや拝み屋をやって働き家族を食わせていた。

母は観光化されていないムーダンをリアルタイムで見た最後の世代だと思う。

 

「おばあちゃんの家の近くに神社があった、その神社から巳ィサン(蛇神のこと)が出てきて、そんで家にも巳ィサンがおる、というのを初めて知ったわ」

母は蛇などの鱗のある生き物は大嫌いだが、巳ィサンのことは知って大事にしなければいけないものだ、と思ったらしい。

 

「大変な仕事やと思うけど。おばあちゃんも当たらへん、とか文句つけられてて」

まぁそんなもの。「こちら」としては貴方が見たくないものを見てしまうがそのままお伝えしなければいけないので、受け入れられないとしても文句いうなや、という感じである。

 

で、そろそろ霊力の制御を出来たかというトシになって3人の子どものうち唯一ひいおばあさんのスキルを少し受け継いだ僕に母は宝飾品をつくってくれた。

キラキラしたもの、本物の宝石、塩、そういったものは魔除けになり自身の力も制御する…と信じられている。

宝飾品はどっちも誕生石のオパールがあつらえられているが、ひとつは白に、もうひとつはブラックオパールになった。

母は僕の皮膚がとても白いので、白で合わせたかったらしいが、オパールなので出来上がりが予想と違うのはしょうがない。僕自身はブラックオパール好きだし。

 

前よりずっと、常世のものに対して与しやすくなった気がする。

5/19以降僕は霊力を失ったと思って、人脈を頼って沖縄のユタを生業とする女性に出会いみてもらった。

 

ユタは「あなた霊力を失ってはいませんよ。今までの方(持ち霊)は仮の者でした。あなたがある人と出会って、対応するために今までの方は出現した、という感じです。」

(ああ僕につかえ助言してくれた者よ! さよならだ!)

「その方と仲良かったのですね、でも元の人の所へお帰りになられました。その方はあなたを守る一方、良くないモノも引き寄せがちだったでしょう?」

とても心当たりがある。

 

「失ったのではなく曇りが晴れてみえやすくなったくらいの状態です。あなたの本来の力が使えるようになったけど、最初だから戸惑ったのでしょう。…仮の者がいたから、使えなかったのです」

 

そう言われても、寂しいものは寂しいな。10年以上、一緒だったんだもの。ずっと2人でいたのにお別れの言葉も言わずに行ってしまったのか? まあ英語でしか意思疎通出来なかったけどさ。

 

「あなたはこれから再び練習の期間に入ります」と、ユタは告げた。

というわけで霊媒師の修験は続く。香を炊き水を換え掃除をする。

 

霊媒師ではなく魔道士と名乗ることにした。

ひいおばあさんほど口寄せの才能がないのと、自分の本質的な力は「お借りすること」「魔に対しての対応策をひらくこと」だから、魔道士と言う方が正確だ。

 

会社で雑談してて、「もう一度リーマンショックみたいなのがあってこの世の会社が全部潰れても自分は家業でくっていけるね!」と冗談言ったら「家業が霊媒師って、今日一番のパワーワードだよ」ってウケてた。

 

栄養や休息があまりにも足りなくて今日一日動けなかったんだけど、ある男性が心配の電話をかけてきて、

「僕に出来ることがあればやってあげたいけど僕なんか何も出来ない」と言った。

 

しかし、出来ることはすぐそこにある。

 

「ほらMOTHER2のポーラっていたでしょ、あのキャラクターに<いのる>ってコマンドがあるね? あれをやってくれればいーの。一人前の魔道士だから、前よりずっと声が聞こえるし、よく見えるし、他者の祈りはダイレクトに力になる。ほんまやよ。やってくれはったらとてもうれしい」

「もちろんやりますよ、祈ります。心から祈る。それにしてもポーラか…僕が笑」

 

ポーラが祈ってくれたため、大変だるくて動けない身体はなんとか今パワーポイントのスライドを作っている。

第二のポーラもLINEをくれて祈った。

 

祈ったらどうなるかMOTHER2やったことある人はわかるでしょう?