焦げた後に湿った生活

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闘病記36

【ここしばらくの病状】

感覚過敏がマシになった。といってもふつうの人よりは過敏なのだろうが。

鉄と鉄がカァンとなる音なんかとても嫌いだ。

うっかりキッチン用品を片している時にその音を聴いてしまって料理をする気がのうなることがある。

 

躁っぽいのは依然続いていて鬱気味になることはない。

 

骨折は未だ治っていないが医者によるとあと一週間ほどで元通りになるらしい。

「骨にヒビいったから二週間外出を控えている」と人に言うと、「早すぎる」「治癒力が高い」と驚かれる。

私はねんざや打ち身すら経験したことないし骨折のスタンダードというのがわからないのだけれども複数人に言われたから多分ほんとうに治癒力が高いのだろう。

 

やたらに甘いものが食べたくなるのだがコンビニ行くのもダルいのがちょっとネック。甘いものを欲しているのは何かに頭を使っているのか?

 

【睡眠随伴症】

じわじわと良うなってきている気もするしそうでない気もする。

今日は性的被害に遭う夢を見た。

叫んでのたうちまわるほどの夢ではなかったけれど、ただ睡眠時間が短くて途中で夢が切れただけなのかもしれない。

もっと長く眠っていたらまた精神的にダメージを喰らったのかもしれない。

 

【愚民】

舞妓さんの実態という記事がネットで話題になっていたが、「ツイフェミはこれには騒がないのか」というコメントがたくさんついていた。

 

「ツイフェミ」が動くかどうかは別として何故自分で手を動かさないのだろう。声をあげないのだろう。

根本的に「ツイフェミ」アンチの彼らは、自分で社会をよくする、ということをしない。

しないからひとにやってもらって当然という思考回路のもと前述のようなコメントが出てくる。

舞妓さんが置かれている境遇が闇で解決しなければならないものなら、ひとに頼らず自分で署名なり調査なりしたらいいのだ。

舞妓の話題に限らず「ツイフェミ」アンチというのは、アンチ以前に、他力本願 が本質である。

フェミニストへの嫌悪や嘲笑は当然彼らのなかにあるだろうが、自ら社会を動かすこと、変えることに対しての嫌悪が一番のコアなのである。

エーリッヒ・フロムも真っ青である。

 

あと、京都の花街のことは実際京都で水商売をした人間でないとそうそう的を得たこと気の利いたことは言えぬ。

 

【芸術家の恋】

以前の日記に書いたとおり馬鹿みたいに忙しくなってそれは私が馬鹿だったからだけれども、馬鹿みたいに忙しいと何故か急に言い寄られることが多くなった。

 

私は先日母親に「ママが私を産んだ36才で子どもを持てなければ子どもは諦め一生芸術家として生きる」と宣言した。

正直、もう物を書いたり曲を作ったりするのを辞めたいという気持ちが(その気持ちが何かの代替にせよ)あり、これからどうしようとホワイティ梅田のど真ん中で立ち尽くしていたところ身につけていたイヤリングがいきなり四散爆破した。

 

イヤリングは華奢なものではなく太めの金属で作られており間違っても破裂するようなシロモノではない。ていうか金属が破裂って何?

人ならざるものが迷いに対して怒りを示したと感じたので即刻方針を決めその足で実家に戻り例の宣言をした。

 

母親は一瞬だけびっくりした表情をしたがすぐに何か納得したらしく、「あなたは音楽をやっていた時が一番いきいきしていた」とコメントした。

 

芸術家と革命家の恋は並大抵ではないので苦労したくなく、言いたいことを言って納得してもらえる人とだけ付き合おうと思った。

で、言い寄られている最初の三ヶ月位なんかサービス期間で…そのあとの態度が相手の男の本性である。

私は最初神のごとく持ち上げられて後からああだこうだ問題が発生するパターンをイヤというほど経験したので、しれっと数ヶ月過ごそうと思う。

幸い今ポケモンの大会に出ていてそれで脳の大半が占められているため男にフルコミットするリソースはない。

 

あるえらいミュージシャンが言った。

「あなたはまだ若いから相手探しに急がなくていいよ、でも芸術家を相手に選ぶのはよしなさい。皆自己中心的だから」

 

それはそうかもしれないが、男の芸術家はそれでもモテるのに女の芸術家が同じ状況じゃないのは不公平だナァ。

なお同様の忠告を別のミュージシャンからも聞かされた。俳優、カメラマン、バンドマン、詩人、そういうの全部ダメらしい。