焦げた後に湿った生活

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闘病記57

【ここしばらくの病状】

最近書いてなかったのは「ウルトラ怪獣モンスターファーム」をお師匠から誕生日プレゼントにもらい、ずっとやっていたのと、ポケモン剣盾で最後の大型大会に出場するため練習していたからである。生きてます。

大会はベスト16inしました。

マジで超コッヴのイベント全然出ないんですけど「ウルトラ怪獣モンスターファーム」開発陣なんとかしてくれ!

 

病状はやや悪化。

 

シンデレラ体型、というのがもてはやされている。

シンデレラ体型である私から言わせてもらうとその身体でいると適当に服を買うことが出来なくなる。ウエストサイズがぜーんぜん合わなくなるから。

 

生まれてからずっと痩せていて、食っても食わなくても太らないのだが、久しぶりに会う人は皆「痩せた、メシを食っていないんじゃないのか」と言って心配する。

いやいやそうじゃなくて…と弁解してもさらに心配されるので長年辟易していたが、最近スカートやズボンのウエストが全て緩くなってきたので愈々皆様方のご心配が的を得るようになった。

 

春から、徐々に、緩やかに確実に、病気をだましだまし…で過ごしてきた自分は、とうとう病による痩せ、になってたのだ。遺伝子の勝ちではなく。

 

【随伴症】

悪夢悪化せり。

内容は、何かをとても頑張らなくては生きて過ごせぬ、というものが多い。

詳細を覚えていないが性犯罪に遭うもの等、夢見が非常に悪い。

早朝に睡眠随伴症が起こることが多く、処方された眠りを深くする薬を呑んでいるのだがあまり効いていない気がする。

 

そして、もう一つ悪夢の特徴として、入れ子構造になっていることが挙げられる。

夢の中のまた夢というか、「ラストナイト・イン・ソーホー」で主人公がやっと恐怖の夢から起きたと思ったらそれもまた別の恐怖の中だった、といったような感じ。

観た人ならわかると思うけど<あの家の二階で起きてホッとしたらジジイのお化けがいた>シーンです。

 

入れ子構造になってるのはどうしてだろう。どうやったら抜け出せるんだろう。

医者は「あなた仕事とかで何か頑張らないといけないからそういう夢見てるんじゃない?」といったが本能は「No」

(もし仕事のストレスが理由だったら性犯罪に遭う夢をみる道理がない)

 

兎に角はげるほど怖いのでやばくなったらシェアメイトを呼び出して一緒に寝てる。

その人がこの間、大きな地震の揺れがあった時に「こういう時のためにいるんだからね」と言っていてちょっと嬉しかった。

 

上田正樹

t.co

 

大阪の国歌である「悲しい色やね」を歌うていることで有名な上田正樹であるが彼の真骨頂はレゲエとファンクである。

このアルバムに収録されている「むかでの錦三」は特に良い。

 

肩の力をすっと抜いてサラっと歌ったレゲエやファンクがとんでもなく上手い。

悲しい~は歌謡曲なので情念べったり、になるのは仕様なのだが彼の本職はファンクの人なんやなあ、と思った。

 

 

【へしこ】

元夫がへしこを送ってくれた。

その他、万願寺とうがらしや八つ橋等、あまり此方では手に入らない関西の食べ物も。

「食べるなり人にあげるなりしてください」と言付けがあったが誰が人にやるものか!

八つ橋は京都に居た頃は全く食わなかったが久々に食べると、あれは腹持ちもいいし糖分をすぐ摂取できるのでおやつに最適なのだな。

 

へしこは糠まで食べられる。

美味い美味い、といって二週間ほどかけて食った。

へしこ一切れで一食における適量の米の量と釣りあうので食べすぎて腹が痛くなるのも防げた。

 

茶漬けか酒のつまみにするのが一般的だがここにへしこで一番美味いと思われる食べ方を記しておく。

味噌汁と一緒に食うんである。

米とへしこを口にしてから、味噌汁を含むと、糠と麹が混ざり合うのかマジックとしか思えぬ風味がする。

香りよりも薫りと書くのが適切な、エエ塩梅の風味がするのだ。

そのマジカルなマリアージュを最大限にしておくには、味噌汁の具をあまり風味のきつくないもの(くせのない葉物野菜とかはなびら茸とか)にしておくのがコツである。

 

味噌汁のだしをあごだしにしているのも良いのかもしれない。私は粉末で軽量スプーンのついているものを愛用しているので紹介しておく。

https://amzn.asia/d/e3dj9WC

 

味噌汁すら作るのがだるい時は、お湯をティファールで湧かして器に放り込みあごだし粉末と醤油を少し入れ、そのまま米とへしこの上からぶっかけてだし茶漬けにする。

それでも十分美味い。

 

今回送ってもらったのは鯖のへしこだがハマチのへしこというのもあるらしい。食ってみたい。

 

【愛の話】

痛み入る、と思うことが増えたなア…と思う。

現実として不幸であっても、精神世界では茫漠とした<愛>にぷかぷか浮かんでいることにする。

それは私を最低の世界に堕とすのを押しとどめ、モノを書く気力を沸かせている。なんとか。

私は「好き」を言い放つことをためらわないようにしている、いつ死んでもおかしない、と考えるようになってから「今死んだらあの人にもこの人にも大量に言っておかなあかんことがあったのに」となり、貴方のこうこうこういう所が好きとか、そうでなくても好きとか、世界一素晴らしいと思うとか、いなくなったら寂しいとか、言うチャンスをひとつも逃さないことにした。

 

信じられないほどのドジで良かったのは生まれてからずっと世話焼き男/女が側にいたことで、100億ポンドの福音を感じる機会が人より大変多かった。馬鹿なだけで幸福だ。