焦げた後に湿った生活

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闘病記58

【2022年体調まとめ】

・倒れる

 

・友人宅に次々と引き取られる

 

・気絶しすぎて部下に「不自然にオフラインになってたら電話してくんろ!!」と頼む

 

・生理不順になる

恒常的にやってくる月経すら今の私の身体は支えられない

 

・血液検査の結果が正常すぎて逆に怖い

それ以外の要因で不健康ということだし、対処法が分からない

 

・悪夢障害が酷い→投薬→何も見なくなる

何も見なくなるとそれはそれで自分の精神を見つめる機会がなくなるので微妙

 

【変わったこと】

・メシの話をつれづれと書いてたらウケる

私は食にかなり執着がある方らしい。あと最近ブランデー飲んでる時に褒められたけど食べ物飲み物に関する表現、感想は優れているらしい。

これまで飲食の話題をアウトプットにしてこなかったけど、ブログではトンキンの食べ物はクソみたいな話しか書いてないのにメシの話需要あるみたいなので独言を続ける。

 

・死ぬ人間の判別

何度か「若くして亡くなった人間」「死んではいないがこれまでの人間関係を全てリセットして行方不明になる人間」の最後の連絡相手だった経験があるが、そのせいかなんとなく「連絡は取れないけど大丈夫そう(=死んではいない)」「今回はダメそう」を判別できるようになった。

「今回はダメそう」、マジでジワジワとキツくなるので知人は出来るだけ死なないでほしい。今年は2回判定機会があり2回とも「ダメそう」の方だった。何かに縋りつきたくなり占い師でもキャバ嬢でも誰でもいいから私の愚痴を聞いてくれよってなる。なんでこの世から消える前に頼ってくれなかったの?

延命投げ出したい自分がいうのもなんだけど。

 

・上昇志向の低下

シンプルに体力がなくなったのがひとつの大きな理由だが「年収安くても絶対定時で帰れてワガママのきく職場」ってやりたいことが多すぎる人間には向いてるんじゃないかな、と思った。

しばらく前にマンガみたいな話だが(そして私の人生にはマンガみたいなことがアホほど起こる)、自分のやった仕事をオッサンの名前で出されるということがあった。

ブチギレて社長に朝から鬼slackを送り「この会社は女を出世させる気がねぇ!!!!!転職する!!!!!!」と複数人に連絡しているほどなので、その件についての怒りは今でもおさまっていない。

おさまっていないが、適当に朝起きて夕方までそれっぽいことをしていれば(あるいは朝起きられなくても)給与が振り込まれるのもまた事実であり、人間関係も特に問題はなく部下も育っているとなれば堂々と怠ける口実が出来、今では森の奥に棲む人里に滅多に降りてこない悪魔くらいのポジションでいる。

 

【変わらないこと】

・能天気なまでに注意力欠陥

私にはお目付役(複数人)がおり彼らが定期的に暮らしをみにくるのだが、普通の大人はそうではないということを思い知った。

思い知っても自分が変わるわけではないので彼らに甘えてばかりいる。

ひとりが海外移住をすると伝えにきた際など、膝から崩れ落ちて「お前が居なくなったらどうしたらいいんだよ」と口から出た。あまつさえ「永住…もしするなら教えて、ついていく…」と言う始末。

その人は自分より年下である。アホの友人を持つと年齢に関係なく頼られるのである。

 

また、この間同居人の一人にワインを飲みたいから一緒に飲もうと誘ったのだが、いざ買ってきて「あけてくれ」と頼むと、「コルクを取れないのに買ってくるの意味不明すぎる」と叱られた。

今までずっとお目付役にあけてもらっていたのだ!

元々不器用非力であけられないならまだしも、人生のどこかではワインをあけられるようになった記憶があり、つまり私は人に甘えて一つスキルを失っている。退化である。

 

それで5分くらい頑張ってみたあとに「やっぱりあけられなかったのであけてくれない?」と再度お願いするとあけてもらえた。

結局、しっかりしてない人間は、しっかりしてる人間が助けてくれるのである…

 

多分この人もそのうち「一緒に歩いてる時私が車道にはみ出さないか見張る役」になると思う。気の毒である。

 

・友人関係

先日高校の友人にお前と同じ生年月日のやつがいる、という話を聞き、その人とは仲良いのか、と返すと「高校卒業してからは音沙汰がない」と言われた。

私は小中高大の友人とそれなりに繋がりがあり卒業したから連絡取らない、ということがあまりない。

周りに聞いてみたら、学校の関係者とは卒業すると縁が切れるというのは普通にあることらしい。

 

別の友達には、大学の先輩に毎日LINEしているようだがどんな内容を送っているんだと聞かれ、「大したことは送っておらず、今日来た新人がヤバくてウケる、みたいな内容を送っている」と回答すると「そんなチラ裏のような内容に毎回返す方も凄い」と呆れ半分感心半分だった。

連絡したい時にしたいことを連絡するでいいからたまにやらないとどんどん縁が切れるだけではないか、同級生以外なら尚更。

一般人が大した内容報告するなら葬式と結婚式くらいしかないが普段の付き合いのない人はその二つを連絡する必要も無さそう、私はこれからも大したことのないLINEを続けるであろう。

 

お師匠と同期が「お前からしか現状を知れない人間が沢山いる、素直にすごい」と褒めるので嬉しい。

 

【変わるであろうこと】

これからもっと弱くなっていく。おそらく。

 

それを止める手段は今のところなく、弱さに足を掬われて不幸になるか、自分にハッタリかけてでも強く生きたいを実現するかの二択。