マントラで対象を縛るという描写はマンガ史のどの時点で生まれたのだろうか。
『低俗霊狩り』にて、暴走した悪意が憑依した相撲取りに対し、主人公が捕縛を試みるも相撲取りの鼓膜が破れていたためマントラが効かない…というシーンがあった。
霊的存在への対処法としてマントラを唱える、これが定着したのはどの作品/作者からなのかは知らないが、ともかく1980年代にはあったようだ。
私もなんとはなしに「そういうもの」として覚えてしまい、適当な処置として使うことがままある。
三が日の明け、新宿のとある喫茶店にポーラを連れていった。
喫煙可能だからという理由で連れていったのだが、ポーラは大層猫好きだったらしく喫茶店に猫がいることを喜んだ。
商いをやっているところでひとなれしている猫なのでよく近寄ってくるのは知っていたが、その日は店員が猫を膝の上に乗せてくれた。
猫なのですぐどっかに行くが一瞬でも猫が膝に乗ってくれるのはいいものである。
そういうサービスがあるのは全く知らなかったが、目の前の男が見たことのないような笑顔でこれ以上ない幸せ、といったようすだったので連れてきて良かったなと思った。
猫をもふりにくるのは女性が多いのか店員は最初私の方に猫を寄せてきたが、「私はいいのでこちらのお兄さんに…」と言った。ポーラは自己主張をしないんである。
さて私がポーラを呼ぶときは決まって霊的な話をする時である。
彼はホラー好きの人間の常として霊感が0だ。
なんでホラーやオカルト好きな連中に限って感じ取る才能がないのだろう。
「それでね、この間実家に帰ったらね、やっぱりおかしくて…」
「あの家おかしいのよ、なんか変なんよ、でも私でどうにかなるもんでもないわあ…あなたホラー好きだから映画やらなんやらでいい解決法知ってない?」
ポーラは話を聞きながらも店の奥に視線がいっている。猫が気になるから。
「そんなに好きなら家で飼ったらいいのに」
「飼いたいとは10年くらい思っています」
「10年?! 10年も思い悩むくらいならすぐに飼うたらよろし」
「僕はいずれ実家の近くに帰るつもりだし…親が高齢で介護なんかもあるかもしれないから、引っ越しもあるし、ねえ」
親のヨタヨタはいつ始まるか分からないのだから先に猫との生活を始めればいいと一蹴し、独身男性が保護猫の引き取り手になるのは難しいの知ってるでしょ、20代の友達ですら時間がすごくかかった、年齢がいけばいくほど審査が不利になるんだからさっさと予定を立てたほうがよい、と付け加えた。
私はInstagramで保護犬団体のアカウントをフォローしている、猫だってそういうので見つかるだろう、と教えた。
「最近はこういう探し方なんですね」
「LINEのオープンチャットなんかもあるよ」
「まずは保護猫カフェからかなあ」
「あっ、住んでるところに近いカフェがあったよ」
最早さっさと猫を飼ってほしい。10年悩むのは脳を使いすぎだ。
「私も長年金魚やメダカを飼いたくて、定期的に昔飼ってたのが夢に出てきて…元夫が言うには"ずっとほしいと言っていた"らしいんだけど記憶にないんよ。実際に飼い始めたら夢はピタッとやんだ」
「一緒に生活してる間ずっと言ってたんですか?」
「どうもそうらしいよ。記憶にないってことは無意識のうちに、やけど。無意識だから夢にも出てくる」
「僕は飼ってた犬は出てくるなあ、15年も生きたから」
「ああ、それは出るね。うちも15年生きたのがいたから」
未だに出るね、これは一生出るんだろうね、と話した。
飼ってた犬が夢に出るときは<Watch out, girl!>の警告だというのは前話したからもう話さなかった。
代わりに話したことが本題で、
「話を戻すけど…私の家はなんか変なんよ! 前々から夜は気味が悪いな、と思ってたけど」
「例の幽霊屋敷*ですか」
*
「ううん、<幽霊屋敷>はのうなってて、今の家は兄が建てて住んだけれども新しい家を建てる時に親にやった家」
「また、ご両親には何も見えない?」
「そうみたい…」
出てくる箇所、家の間取りが<幽霊屋敷>そっくりなことまで言葉が出なかった。
<幽霊屋敷>では2Fにのみ怪異が現れた。階段を上がってまっすぐの兄の部屋と左にいったところにある寝室。
寝室横の姉の部屋にも出てきたが、ちょっとルールがあり私が寝室で寝ている時彼らは姉の部屋までしか近寄れないのだった。姉の部屋で眠ると姉の部屋に出てくる。
兄の部屋を私の部屋に変えてからは私の部屋にも現れたが、ともかく出現箇所に一定の決まりがあってそれを理解していれば恐怖に折れずに済む。
「あなたの部屋には来ないんですね」
「実家ではそう」
「相変わらずご両親は気づかないと」
「そう」
今の実家では<幽霊屋敷>で兄の部屋にあたる位置に私の部屋があり、最も激しく怪異の出た寝室にあたるのは…両親の寝室だ。
母が嫁入り道具に持ってきた三面鏡と、私のエレクトーンと、両親の布団が置いてある。(うちの親はずっと一緒に寝ている。誰も何も言わないが1人で寝るのは寂しいのかもしれない、どっちも大所帯の家族の生まれだし)
実家じゃないところではどうなんだというのは後述することにした。
「前々から親の寝てる部屋が嫌な感じだったの、扉をちょっと開けたままにしてんの、寝てる時。いつからそうなってるのかは忘れたけど。そこの隙間からすごいいやぁな感じがして、前回泊まった時は夜中に父親が叫んだねん。翌朝本人に怖い夢でもみたんか聞いても覚えてない」
「お母さんも気づいてない?」
「そう。帰る時に"あのちょっと開けてる扉、すごく嫌な感じがするから盛り塩でもするか全部閉めるかすればいいと思う"って言ったら"そう、わかったわ~"って返してきたたけど今回も、何もしてなくて」
「開いたままだったんですね」
「うん。昼間はいいの、何とも思わんの。夜、両親が寝静まる頃やっぱりなんともいえん嫌な感じがする。そんで案の定深夜ね、母の声なのに獣みたいな、ウオォンって唸り声がしたの」
25時くらいだったと思う。
うちの両親は23時すぎには寝る。私は寝つきが悪くも寝かけようとしていたところだったがウオォンなんて声を聞いたからにはバチっと目が覚める。
唸り声は人ではない。そんな声に誰も気が付かないのもおかしい。
せめて酔っ払いかヤンキーが外にいてくれたらそのせいに出来るのに、と思って窓をあけて外を見てみたけど人っ子ひとりいない。
魔法瓶に入った熱いままのお茶を少しカップに出し、煙草に火をつけた。
この家では煙草ひとつ吸うのにとても気を遣う。だけど、昔から煙草のけむりは魔除けになると信じられている。
別に吸いたくもなかったが、アメリカンスピリットを1本出して火をつけ、外に向かってけむりをはいた。ヤンキーがいないことにうなだれた。
「人生であんなに不良がいてほしいと思ったこと、ないわ」
ポーラは苦笑する。
「それでどうしたんですか」
「おしっこにいって、戻ってもういっぺん寝たけど恐ろしかったわ。犬のぬいぐるみがいくつかあるから、ひとつ持っていって用を足した。トイレから戻って部屋の扉の前、階段側に犬の顔を向けて置いた」
<飼ってた犬>のお骨は私の部屋に居る。だから、多分、誰も侵入してこれない。
それでも不気味で心細かったから犬のぬいぐるみを門番にした。
「寝れましたか」
「それがねえ…その後、父か母かわからんけどどっちかが階下におりた。老人やから夜中に1回はトイレに行くわ。でも、すぐにはトイレに行ってない。何分もガサゴソとリビングから音がしてた。うちの家、夜中は1階下の物音は上まで聞こえるんよ。冷蔵庫から食べ物を取り出して食べてるわけでもなく」
「何か探してた?」
「さあ…探してるとして何を探してるのか。体感10分くらい? ガサゴソ音は続いた。ようやくトイレの水洗の音が聞こえた時はホッとしたよ。戻ってくる時の足音がギッ、ギッ、って近くに来るのがまた怖い。私、一緒に泊まってた人の腕を掴んで、冷や汗も垂れそうで、生きた心地がせんかったわ」
現実的には足音の主が私の部屋に突撃してきたところで脅威はない。
私の隣で寝てる人間を叩き起こして2vs1でなんとかすればいい。
でも恐怖はそんな物理的な話じゃないのだ。
そしてやっぱり母も父も誰も叫び声について覚えていない。
目撃し記録しているのが「子ども」だけだということに意味はあるのだろうか。
「誰かに話しましたか」
「親にはいうてへん。だって怖いもん。認知症の始まりであってくれればいいよまだ…こんなん言うん、あかんことやけどナ」
「状況が状況ですから」
しょうがないですよ、のニュアンスをこめてポーラは優しく言う。
この怪異の印象としては、『1Q84』のリトル・ピープルに近い。
死体や寝ている人の口から出てくるなんやわからん小人。
あれを読んだ人なら分かるだろうけど体の所有者と無関係なものが出てきて何かする不気味さ。
実家から帰るのはお昼すぎの予定だったけど、帰る前に父に散歩に連れていってもらうことにした。
父が散歩するコースは自然が豊かで色んなものと触れ合えて楽しい。
もっとも、この季節は虫も魚もいないからどんぐりや落ち葉拾いしか楽しみはない。
それでどんぐりを拾いたい、と言って父に案内を頼んで家を出たが、歩いている途中でどんぐりが目的だということをすっかり忘れ去られてしまい私はどんぐり拾いを出来なかった。
途中からどうも怪しいなと思って「どんぐりは?」と訊いたら父はあやふやにかわした。
成人して何年もたった娘のどんぐりにかける情熱が想像の範囲外であたふたしたらしい。
帰り道で黒い猫がぴょん、とやってきたので
「ほら、猫も言ってる。どんぐりは?」
「猫に構ったらあかんよ」
100歩も歩かないうちに再び同じ猫が道中に出てきて
「やっぱり猫も…」
「無視しなさい、触ったり近づいたりしなさんな」
やがて家に着き、「どんぐりを拾わせてもらえなかった!」と母に訴えてると母は呆れて「この子はどんぐり拾いたい言うたんですがな、連れてってあげなかったんですか」と父に言った。
「遠かったから」
「どれくらいですのん」
「20メートルくらいかな」
「「20メートルゥ?!?!!?!」」
母と私でツッコミが重なった。
母は「たったの……ま、まあ、お父さんの20メートルはアテにならんから……」とかつてのアテなきドライブを思い出して言葉をつぐんだ。
あと10分くらいで着くかなあと言うのを信じていたら3,4倍かかったなんてザラだったから。
私は「たったの20メートルを端折ったんかッ! こうやって大人が期待を裏切るから子どもはグレるんだッ、今からグレてやる」とジタバタした。
父はアセ、アセ、という感じでモノを言わずに笑顔でとりつくろっていた。
母が私を見て「ほら、今からこの子はグレるんですって」と面白がり一緒に泊まった人は全てを傍観してひたすらウケていた。
どんぐりいっこで大騒ぎ。昨夜恐怖の舞台となったリビングだなんて思えない。
それでも、
「昼間行くのはええけど、しばらく泊まりは勘弁やわ」
と同行者に告げた。
姉がいつも実家に泊まらずに帰るのはあの不気味さのせいかなあと思って電話してみたけど、電話はつながらなかった。
数日前インフルエンザにかかったと言っていたから、寝込んでいるのかもしれない。けど何のレスポンスもないのは不自然だった。
奇妙なことに──姉は連絡をすぐ返してくる方だし母は実家を出た後無事に過ごすようにと必ずLINEを送ってくるのだけど、どちらも今回の帰省では無かった。
元同僚が私が好きな小物を出先で見つけた、と電話してきたのでとてもありがたかった。不気味さに浸かった後、何気ない嬉しい連絡ほどありがたいものはない。
「というわけで私はちょっと実家の泊まりは勘弁で…それで私がどうこう出来るものでもなし、人の体の中に入れるようなモノの対処法なんて知らん。あなたホラー映画好きでしょう、なんかないの」
ポーラは困ったような面白がったような笑顔で、
「『エクソシスト』じゃないですか」
「あれちゃんと最後まで観てないんやけど、どうなったんやっけ」
ポーラの言うところ、拝み屋祈祷師のたぐいを連れてきてどうにかなったらしい。
「1の話ですけどね」
「『エクソシスト』てシリーズなんぼかあったわね、映画的評論はおいといて、解決法としては一緒なん?」
「まあそうですね、悪魔祓いです」
「知り合いに霊障を視れる人はおるけども。盛り塩すらやらん人が拝み屋を呼べ、と言われてお金出して呼ぶかねえ…」
「いるんですか、すごいです」
私が祝女(ノロ)を紹介したところで、母も父もじゃあ彼女に頼みましょうか、という光景は思い浮かばない。
祝女は両親よりずっと若いし、彼らが年下の女にお金を出して何か依頼する、というのは考えられなかった。
「家族がブリッジでもするようになったら強制的に呼びましょか…『エクソシスト』て、なんで憑りつかれるんやっけ?」
「憑りつかれる少女の、心の弱い部分につけこむんです」
「アハハ、それなら私が視る人に言うのんも一緒やわ、でも私の言うことちっとも面白くないよ、きっとこっちの業界では売れへんね。それに対象となる人にとって直視したくないところを指摘することが多いし、聞いて愉快なもんではないわ」
ムーダンだったひいおばあさんが依頼者に「当たってない!」と憤慨されているのを見て大変な仕事やと思った、という母は語っていた。
私はそりゃー、憤慨されることもあるでしょうよ、という感想だった。だって物事の根本的解決はたいてい愉快じゃないことに切り込みを入れなければいけなくて、人々はそんなことじゃなく心地良い言葉を求めるから。否定されることもあるし聞きたくなかったと逆上されることもあるだろう。
「少女じゃなくても、」
ポーラは生真面目になった。
「誰にでもあって…」
彼はコーヒーを口に入れた。思わず口にしなくてはいけないようだった。
「「弱いところのない人間なんてどこにもいない」」
また言葉が重なった。
そろそろポーラを帰す時間になったのだが私はまだ1つ話したいことがあった。
「えぇと、前は家の中で起こる怪異は私に触れられない、少なくとも直接はって言ってたんだけど最近どうもそうでなくなってきて」
「触られるようになったんですか」
「そうだな。レンジが拡がったし直で触れられるまでそんなに時間はかからないと思う」
京都での結婚生活の時は脚を少し。*
東京に引っ越してからはどんどんレンジが近づいてきていて布団の上まで来られている。*
* 幽霊屋敷についてのテキスト3 (物語と現実に本質的な差異はない) - 焦げた後に湿った生活
「それこそ12月中の話やけど、寝てる時にXXさん(私の韓国名)、XXさん、って男とも女ともつかん声で名前を連呼されるの。そいつが近づいてきて、布団をめくろうとしたの」
「今までは布団は安全だった?」
「<幽霊屋敷>ではそう。けどもう変容したみたい。私も変わったけどあいつらも変わったの。どうしたらいい?」
ポーラは難しい表情になった。
「12月の時はどうしたんですか」
「必死で、マントラを唱えたわ。ていうかそれしかできひんの。よくある、不動明王のやつ」
よくあるか? というツッコミはおいといて、私はそれしか対処法を知らないし逆にそれで済んでいるともいえる。
ノウマクサンマンダバザラダンカ(セ)ン、の最後まで言えたら何とかなる。
なかなか言えないような状態にされているから最初はノ、の発声に四苦八苦で、日本語でダメなら英語とかフランス語で何かしら言葉を発するのがライフハック。
文字通りのライフハック。
「修行、ですか、ねえ…」
自分に出来ないことを無責任に言わない男だからポーラは苦心しながら言葉を慎重に発した。(でも私がポーラの発言で怒ったことなんか1度もない。知ってるなかで1番倫理観のある男だ)
結局、真面目に修行しなければならないという結論で、私は休職中になんでもいいから読書をしろと言われたので魔術書を選んだら序章に"怠け者は魔術師になれない、規則正しい生活を送れ、身体を鍛えろ"と書いてあって辟易した話をした。
「魔術書なんて持ってたんだ」
「もう辞めた人やけど会社の同僚が、中二病こじらして買ったはいいけど読んでへんいうからくれたんよ。分厚いのが5冊もあって、面白いことではなく理論がひたすら書いてるというからまとまった時間にしか読まれへんおもて読んだら…私ビジネス書か自己啓発書でも読んでんの?って。その話したら整体の先生にも"読む人によって書かれてることが違うんじゃないですか。もう読みたくない!ってなったでしょう"ってからかわれるし」
「もし僕が読んだら何て書かれてるでしょうか」
「あれこれ考えすぎるなさっさと決断せい、とか?」
で、2人は笑って別れたのだけどもちろん生活には続きがある。
なんとポーラと会った日のちょっと後も怪異は来た。
寝ている時に、XXさんと呼んだのと同じのが近づいてきた。
彼女/彼に上半身を触れられそうだと感じるのは現実で両脇に湿疹が出来ているからだ、と理解した。
それはそれとしてリアリティのある手を形成するまでに至っている、将棋で歩が金に成るように、コレは変容して何か完成に近づいてるんだ、と思った。
しかし火事場でやることはまず消火活動であって放火の動機の考察ではない。
「…ダンセン!」まで言い終わって呪縛を抜け出した。
舌が縛られていたので少々難儀だったが過去最速でマントラを唱え終わったのではないだろーか。
あ…アタシなんとかやれてるわよポーラ…でもお前さんがいないとやっぱ少し心もとないわ、はよう近くに引っ越してきてえ~
猫は何かの示唆*なんだろうな。
まだ意味を読み解けていない。生きてない者と関わった時だけあらわれる。
*
他、式神をなんとなく使えるようになってきたが好きなものを代償にするので全然嬉しくないという話をした。
こういうのあんまり穿って見ずに聞いてくれる人いないからポーラがいてありがたい。
怪異は最低のところからあらわれる。人とも呼べなくなった感情の総体的なものだと思われる。
別に霊感がなくても人の感情やふるまいの機微に敏感なら同じようなことを感じるのだと考える。
霊感アリの連中は途中の計算式を端折っているだけだ。
最低からいずってきて裁定されぬまま現世にいるものに「黙れよ帰れ」って言えるならまあなんとかなるんだろう。
恐怖に折れたくないから部屋を掃除し水回りを整え鏡をきたなくせず香を焚き貴金属をつけ勉強仕事せよって昔からの言い伝えを愚直に守ってる。
最低のところに属するものには平生の卑近な、それでいてどうしようもない厳しさが効くんだと思う。
大阪では「せんなしや」という…